人生は学びに溢れている

勉強は嫌なものではなく楽しくなるもの。自分の人生に彩を加えていくのもきっと青少年期に学んだことや新しく学んだことに違いない。

塾を始めるタイミングはいつがいいのか。

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皆さんこんにちは!2022年度中学入試の東京神奈川地域の受験も終了となりました。受験生の保護者の皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

第一志望に受かった方も、そうではなかった方も本当にお疲れ様でした。

第一志望でもそうでなくともこれからの取り組み次第でいくらでも未来を変えることができます。ここで満足するのではなく、次の目標に向かって一歩を踏み出してほしいと思います。

 

さて、今回はもう次の受験の準備について、書いていきたいと思います。受験勉強に遅すぎることはあれど、早すぎることはありませんからね。

 

これから受験を考えている人はぜひ最後までご覧ください!

受験を始めるのに最適な学年とは?

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受験を視野に入れ始めた保護者の方が一番気になることはズバリ、「受験を始めるのに最適な学年」ではないでしょうか?

 

一般的には小3の2月、塾でいうところの小4のスタート段階と言われます。小6の夏までに中学受験範囲を終了させるためには、この時期からカリキュラムを進めなくてはならないからです。

 

中学受験を考えているご家庭であれば、動き出しは小3の12月あたりから塾探しをし始めることが多いでしょう。

12月の体験や冬期講習、1月授業の体験を使い塾を決めていく流れが主流です。ほとんどの方が2月の入塾を見据えて動き出します。

 

ここで、ふと疑問に思うことが「もっと早く始めることはどうなのか。」ということです。

 

塾によっては小1からのコースがあるため、早い子は小1から又は年長から通い始めます。受験の英才教育でしょうか。

早くから始めることのメリット・デメリット

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早くから始めることにもメリット・デメリットが存在します。子供の成長というのは個々に違うものですので、近所の子が早くから塾に通ったからといって自分の子供が同じ様に伸びていくとは限りません。

 

ただ、ここでは早く始めることでの良い点と逆に悪い点をご紹介いたします。参考程度に留めていただければ幸いです。

 

早く始めるメリット

塾の環境に慣れることが可能

まず1つ目は、塾の環境に慣れることが可能です。もちろん後から入っても環境に慣れることができますが、早く始めることで勉強することが当たり前という環境が作れます。

 

また家庭内でも勉強の話をしていくことで、自分が受験をしていくんだという自覚を持たせることも可能ですし、スムーズにことが運ぶでしょう。

 

学習習慣が早く身につく

2つ目は学習習慣が早く身につく。ということです。

この学習習慣というのは学年を追うごとに変化させることが難しくなっていきます。人の性格を変えるのが難しいように、染み付いた習慣というのは変えることが難しいものです。

 

特に小学生は自分でそんなことに気づけませんし、直すことも難しい年齢です。

 

塾に通わせることで、いつ・どうやって勉強をすれば良いかを学べるので綺麗な学習習慣が定着し、中学受験の勉強でも崩すことなく実施できるでしょう。

 

ただし、これは保護者のサポートがあって成立するものですので、お間違いのないようにお願いいたします。(子供が勝手にやってくれるようになるわけではありません。)

 

勉強量が増える

塾に通うことにより、半強制的に学習時間が増え、勉強量が増加することになります。周りの子よりも多く学習することで、差をつけることができるのはメリットです。

 

学習量が増えることでの定着度上昇も見込めます。

みんなと同じ学習量で差をつけることはまずあり得ません。効率的な学習方法はあれども、中学受験を考えている中で学校の進度で物事を考えるのは非常に危険です。

 

早く始めることのデメリット

勉強が嫌いになる可能性が高くなる

早くからたくさんの勉強をしている子どもの多くは勉強が嫌い。やりたくない。という傾向になりやすいです。

もちろんなりやすいだけであり、防ぐ方法はありますが長く学習塾に通えば必ず成績が上がるわけでもないので、リスクとして考える必要があります。

 

勉強もスポーツも同じだと思いますが、「やらされている」感覚の物事って本当につまらないし、やりたくないと思いませんか?

特に勉強にもなると子供はやりたくないものを「やらされている」感覚になりがちです。

 

でも親は辞めさせてくれないし。という悪循環が発生してしまうとその子の成績は停滞→下降の一途を辿ることになります。

 

そういった点で、早めに塾に入れることにはリスクがあると思っています。

まずは学校の宿題と余裕があれば通信やくもんで十分でしょう。

 

もしも学校内容につまづいているという場合には、個別指導の塾で見てもらうというのがオススメです。

 

教育費が必要以上にかかる

もちろん必要経費として考えていただく部分だと思いますが、金銭的な面でも早く始めることで家庭の財政を圧迫することは事実です。

 

しっかりと計画を立てた上で判断をする必要があります。

個人的にはあまり早くに始めすぎるのも考えものだと思っています。。。

 

教育費も含めてFPにしっかり相談して計画を立てると、受験が近づいてきた時の予想外の出費にも耐えられるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過去問演習のポイント

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こんにちは!こんばんわ!おはようございます!

10月に入り入試まであと5ヶ月を切りました。夏を乗り越えた受験生もだんだんと気持ちに変化が出てきた頃ではないでしょうか?

 

やっと意識が出てきたけど、まだまだ受験生としては・・・

 

そう思われる保護者の方々も多いと思います。

かく言う私も、あいつらまだまだ子供だな。と思わされることが多いです。笑

 

10月に入り、各塾もそろそろ「過去問」をやらせるタイミングに差し掛かってきました。9月から始める塾もありますが、一般的には10月からと言われています。

 

「9月から始めている塾もあるのに、1ヶ月も遅れて大丈夫なの?」

 

と感じる方もいるでしょうが、ご心配なく。十分間に合います

今回はそんな過去問の実施のポイントについて書いていきたいと思います。

過去問を実施する意味

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過去問を実施する意味はいくつもあります。

  1. 志望校の問題傾向を掴む
  2. 入試問題慣れをしておく
  3. 時間配分の感覚を掴んでおく
  4. 志望校と現状の力の差を確認する

など、様々意味があり受験生には避けては通れない道です。

模試と違い、各学校には問題の出題傾向が存在するため、何を重点的に学習するべきかが明確になります。

 

今までは、満遍なく学習していたものをここからはよりシャープに実施していくことで志望校合格への力を磨きます。

 

戦略を立てて受験をしなければ、合格を勝ち取ることはできませんからね。

 

過去問演習で偏差値が上がるわけではない

多くのご家庭の保護者が思い込みがちなことですが、ここで改めてお伝えさせていただくと、

 

過去問演習でお子様の偏差値は上がらない。

 

ということです。

過去問演習はあくまでその学校で過去出題された問題を扱って、傾向と対策を行うためのものであり、根本的な学力向上はあり得ません

 

そのため、過去問演習と同時にできなかった単元の苦手克服。すなわち基礎の復習もセットで行うことがマストになります。

 

入試までに過去問ばかりに気を向けていると、基本が疎かになり思わぬミスや失点をする原因につながります。過去問演習と並行して基本の見直しも行いましょう。

 

過去問演習実施場所や環境には気をつけましょう

過去問演習をするときに、環境は場所についてしっかり意識していますか?

過去問演習を行う際に、入試本番さながらの緊張感を持たせながらやらせてあげてください。

自宅での実施は環境を整えることが難しいかもしれませんが、そこはご家族の協力が必要不可欠です。

万が一、そういったことができないという場合には塾の自習室を使わせてもらいましょう。

 

個人的には自宅でやるとどうしてもリラックスできてしまい、環境としては良くないのではないかと思ってしまうため、塾の自習室で実施することの方がオススメです。

過去問演習で意識すること

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過去問演習時にどれだけ得点できているかに目が行きがちですが、得点以外にも多くのことに目を向けてもらわなくてはいけません。

 

過去問で得点できたからといって、合格に必ず結びつくわけではありませんからね。大事なのはその過去問から何を学ぶのかです。

 

先ほどもお伝えしたように、過去問演習の意味は、

 

  1. 志望校の問題傾向を掴む
  2. 入試問題慣れをしておく
  3. 時間配分の感覚を掴んでおく
  4. 志望校と現状の力の差を確認する

 

という点にあります。

 

自分の志望校で国語の文章はどういった内容のものが多く出題されるのか。漢字と知識の割合はどれくらいなのか。算数は基本的内容が多いのか。クセのある問題がいくつも出題されるのか。

問題傾向を考えるにも、各教科で意識しなければなりません。

 

また、時間配分を考えるのであればどの問題に時間がかかりすぎているのかについてもしっかりと振り返らないといけません。

 

過去問は結果だけを見るのではなく、結果から振り返りどのように次に生かすかを中心に考えて実施しなければ意味がありません。

 

何度も同じ単元でミスを繰り返すようなら思い切って復習の時間を取らなければなりませんし、ケアレスミスが多いのであればどこでケアレスミスが発生しているのか究明しなければいけません。

 

保護者の方には点数が取れているからと安心するのではなく、その後の部分について冷静にお子様と一緒に向き合ってほしいと思います。

 

過去問と通常の宿題とのバランス

過去問を始めると、保護者の皆さんの意識はなぜか過去問に集中します。

勉強の主軸が「過去問演習」にいつの間にかなっているんです。

 

不思議ですよね。でもこれ、毎年そうなるんです。

 

私も保護者会でよく伝える内容ですけど、

 

「過去問が始まったとしても、今の時期(10月)は通常の宿題が優先順位高めになります。過去問の優先順位は3番目くらいに考えておいてください。そして、通常の宿題が疎かになるような過去問演習の設定だけはやめてください。」

 

って言っても意外と過去問中心になる方は毎年数名いらっしゃいます。

だからこそ、これを読んでくださっているみなさんには是非ともバランスを大事に過ごしていただきたいと思っています。

 

まとめ

さて、今回は過去問演習について書かせていただきましたが入試が近づくと焦るのは子供より保護者の方です。

まだ落ち着いて受験までのスケジュールを見つめ返せる時期です。保護者の方は入試までのスケジュールを確認し、念入りな準備をしておきましょう。

 

心配事は塾の先生に遠慮なく相談することが大切です。

私の塾でも、この時期は何度も面談や電話で相談をさせてただいてます。

 

塾に預けていればやってくれるだろう。

 

という精神ですと、いざと言う時の動きが鈍ります。必ず塾と方向性を合わせて受験に挑みましょう。

【2月の勝者】最新12巻

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皆さんこんにちは!

 

塾は夏期講習が終わり、9月から2学期がスタートですが緊急事態宣言の延長や新型コロナ感染者数増加により学校のスタートが遅れたり、分散登校だったりまだまだ今年もどうなるか分からないのが現状ですね。。。

 

とはいえ、塾は変わらず営業を続けています。

どこの塾も「感染対策を徹底しています!」として通常運転・・・

千葉・埼玉では学習塾でクラスターも発生。

 

難しいところですよね。オンラインにしたところで受験に対して本当に戦える力が身につくのか。学習効果はあるのか。

半信半疑な状態でオンラインのコースに舵を切るのは怖いという保護者の方も多いでしょう。

 

当然面と向かって学習する方が効果は高いと思うのですが。

 

2月の勝者最新刊が発売

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皆さん「二月の勝者」という漫画を読んでいますか?

塾講師という職業柄受験関連の漫画は興味本位で手にとってしまいます。

ドラゴン桜は大学受験なのであまり手に取りませんが・・・)

 

中学受験を題材に塾・生徒・保護者のそれぞれにフォーカスしている漫画というのは今までなかったのではないでしょうか?

 

かなりリアルな部分も表現されていて正直感心してしまいます。

(無謀な志望校ごり押しする家庭や子供を追い詰めてしまう親など・・・)

 

保護者とのやり取りでは少し参考にしていたりもします笑

 

さて、今回の12巻では12月の模試に突入しようとするところでした。

 

どの塾でもそうだと思いますが12月の模試が実質最後の模試となり、1月からは関東圏だと千葉・埼玉の入試となっていきます。

(地方の出張入試もありますね!宮崎日大長崎日大早稲田佐賀などなど)

 

この時期で私が一番気にしているのは、

「目標校に対して偏差値が思うように近づかずに、焦る保護者」です。

 

受験で一番心が折れやすいのは「母親」と言われます。

子供の勉強を一番近くで見守り、頑張りを見てきたお母様は点数が思うように伸びないときに、自分の子育てを全否定されたかのように感じてしまいます。

 

だからこの時期、10・11・12月の模試ではお母様のメンタルが一番ふらつきやすいのです。

 

こんなときに一番いいのはお父様が支えてくださること。

ですが、これもまたなかなか難しい・・・

 

自宅内で喧嘩が増えて・・・となってしまうと一番最悪なパターンですね。

受験は家族一丸となって臨むもの。お子様のためにも今一度再確認していただければと思います。

 

2月の勝者でも黒木先生が似たようなことを言っていました。

 

ママさんに売れているらしい?

実はこの漫画、一部の中学受験ママに人気なようです。

もちろん中学受験内容ですから、手に取るのもわかります。

ですが、もっと他の要因がありそうですよね・・・

 

「中学受験あるある」が知れる

この漫画の魅力の一つとして、「中学受験あるある」がわかるということが挙げられます。

 

塾に入れていても、なかなか成績が上がってこない子供にヤキモキする親の様子や、あまり協力的ではない父親の存在。

季節講習や企画などで飛んでいくお金などなど・・・

 

この漫画ではそれを包み隠さずに突きつけてきますよね。

 

塾の講師をやっていると、「確かに」と思う部分が多々ありますね。

 

保護者としての共感が得られる

受験あるあるがわかるのも1つですが、親としての気持ちが共感を呼んでいるのではないでしょうか。

 

あまり協力的ではない父親の姿を漫画と現実で重ね合わせる母親も多いのではないでしょうか?

 

中学受験は親の行動が大きく影響します。特に子供と関わる時間の多い母親の方が、中学受験に熱が入りやすいのが特徴です。

 

そんな中で、父親が協力的ではないとフラストレーションが溜まる一方ですからね。

二月の勝者の中でも、携帯ゲームに夢中で勉強面のサポートをしてくれない父親が描かれていましたね。

 

全国の受験生のお父様には、お母様のメンタルサポートをお願いしたいところです。。。

 
まだ読んでいない人は是非とも読んでみてください。
受験生の親なら必読ですよ!(子供には正直みてほしくないところですね笑笑)

まとめ

もうすぐ9月も終わり、10月に入ります。

世の中の受験生は「過去問」に取り組む時期ですね。

 

2月の勝者でもすでに過去問がスタートしています。

 

次回は過去問の実施について書いていければと思います。

【夏期講習真っ只中】お盆休みをどう過ごすか。

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夏休みも半分ぐらい過ぎて、夏期講習もそろそろ折り返し地点に差し掛かってきたころではないでしょうか。

 

私自身やっと折り返しだなぁ。と感じたここ最近です。

 

皆様のお子様はどうお過ごしでしょうか。今年は東京オリンピックが開催され、メダル数が合計58個となり、入試にも出されるかな?と考えているところでしょうか。

 

ちなみにメダル数でいうと、日本は全世界でメダル数は第3位で、1位はアメリカの113個だそうです。

ソフトボールと野球ともに今大会のみの復活でしたが、どちらも金メダルとなったことはとても感動的でした。

 

さて、世間ではもうお盆休みに突入している頃かと思います。

 

今回はそんなお盆休みの過ごし方について少々お話ししたいと思います。

 

お盆の過ごし方

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基本的に帰省される方が多い時期ですが、今年は新型コロナウィルスの関係で帰省されないご家庭が多いと思います。

 

塾に通われているご家庭だと、この時期に夏の集中特訓的なイベントが控えているのではないでしょうか。

 

私の塾でも似たようなものが開催されますので・・・

 

新型コロナウィルスがまた蔓延しているのに企画はどうなのか。という声も上がっていますが、

 

お盆期間に自宅でがっつり勉強できる受験生って世の中にどれくらいいるんですかね?

 

って正直思ってしまいます。企画に参加した場合って朝から夕方まで勉強の時間が確保できて、選りすぐりの講師陣が授業をしてくれるわけですから、これだけがっつり環境が整えられるなら参加するべきだと私は考えています。

 

とはいえ、参加せずに自宅での学習を集中しておこなうと決めた方々もいらっしゃるはずです。

 

自宅で学習するときに効果的な勉強について、いくつかご紹介していきたいと思います。

 

自宅勉強の心得

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・自宅であり、自習室であることを忘れない

家で勉強する場合、他所で勉強するのと違い、緊張感がどうしても薄れてしまいます。自宅という安心感や、両親が近くにいること、勉強から離れてしまうような誘惑が多いことなどなど、いくつもの罠が張り巡らされています。

 

なので、受験生には時間を決めて勉強をすることを必ず守ってほしいのです。

一般的に子供が連続して集中できる時間は学年×10分と言われています。1年生であれば10分、6年生であれば60分ということになります。

 

受験をする場合、最低限この時間は集中して勉強をさせたいところですね。

水分補給やトイレ休憩も学校と同じように休憩時間内にさせるように心がけましょう。

・勉強の計画を必ず立てること

子供たちがよくやりがちなのは、行き当たりばったりな学習です。

とりあえず、宿題が終わっていないから始めようとか目についた科目の学習をしてしまいがちです。

 

保護者の方も「宿題やったの?」と声をかけてくれるものの、中身についてはあまり確認しない方も多いと思います。

 

計画性のないものってなんでもそうですが、うまくいく確率低い気がしませんか?

 

勉強も同様です。

必ずその日の学習計画を立てることが重要です。特に小学生は学習予定を立てるなんて自分でできるはずもありませんから、ご家族の協力が必要不可欠です。

 

夏休み期間だけでもお子様の計画立てにご協力してあげてほしいと思います。

 

・タイマーを使う

問題演習時にタイマーを使うことをお勧めします。

特に算数の計算問題は解くのにどれくらいの時間がかかっているのかを考える必要があります。算数はまず計算力が必要な教科ですので、速く正確に解きたいところです。

 

どんな問題に時間がかかり、どんな問題なら速く解けるのか。

 

自分の得意不得意にも分類がしやすくなります。

 

まとめ

お盆休みは両親揃っての休みになるので、帰省したりお出かけしたりすることが多いと思います。今年は新型コロナの影響で出かけるのが憚られるお盆になっています。

 

受験勉強を考えていらっしゃるご家庭は是非ともこの機会にお子様の勉強の仕方を今一度見直して見てはいかがでしょうか。

 

【私がオススメする受験系参考書】

 

 

 

【受験勉強】学年別学習の考え方 これを知って覚悟を持って受験に臨みましょう!

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みなさんこんにちは!

今日は中学受験を考えている保護者の方必見!

 

学年別学習に対する考え方・心構えをお伝えしたいと思います!(小4〜小6)

 

受験を考えて塾に入れたけれども、成績が思うように上がらない。

 全然勉強に集中できていないのでどうしたら良いかわからない。

 

そう思っている保護者の方も多いのではないでしょうか?

 

今日はそんな保護者の方のために、学年別に分けて学習に対する考え方・心構えを共有したいと思います!

 

小4の場合

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受験学年の入口である小4(塾によっては小3も受験の入口としています。)は、

 

「楽しく学習し、宿題実施を習慣化させる。」

 

これが本質であると考えます。

もちろん、各授業での理解も必要ですが、小学校4年生で学ぶことはこれから先の小5・小6で学ぶことの基礎的部分となります。

 

そして何より、これから受験当日まで約3年にも及ぶ受験勉強の入り口でもあります。

 

早い段階から詰め込みすぎては、耐えられる子もいるとは思いますが大半の子は途中で挫折してしまうでしょう。

 

ですから入口段階の1年間は「楽しく学習し、宿題実施等の学習姿勢を身に付けさせること」に力を注ぐべきなのです。

 

ここでしっかりと学習習慣が身についていると、今後の受験勉強の差につながるので重要ポイント間違いなしです!

 

また、4年生のうちから劇的に成績が上昇していく!という可能性は正直低いです。

 

なぜなら、初めて塾に通って毎日の宿題をこなすことで精一杯だったり、うまく宿題ができないという壁にぶつかるからです。

 

受験勉強までまだまだ3年間あるので、ここで焦るのではなく今はじっくりと学習姿勢の確立に目を向けていきましょう。

 

保護者の方は、是非とも学習習慣の確率の手伝いをしてあげてください。

塾に通わせているから勉強ができるようになるわけではありません。

 

ご家庭・塾・本人の協力があって、初めて成績が上がるものです。

 

できれば、1週間の動きを明確にしてあげましょう。

週の予定を視覚化して、家族のルールにしておくと便利です。

こちらは卓上においておけるタイプのカレンダーに習慣学習予定が書き込めるようになっているものです。

可愛い柄のものは女の子にとって気分が上がるものになるでしょう。

 

まずは保護者の方が時間配分や、いつ、なんの教科をやるのかを示してあげて、取り組ませるようにしましょう。

 

焦って行動しては、将来の自分の首を絞めることになるので要注意です。

 

小5の場合

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小5の場合は、扱う単元のほぼ全てが入試内容に直結します。

(特に算数・理科)

 

従って、1つ1つの授業で中身をじっくりと理解することが求められます。

 

とはいえ、5年生から塾の授業は1段階難しくなっており、なおかつ宿題量も増えているため、お子様がパンクしやすいのも事実です。

 

そのため、5年生では「計画を立てながら学習を進め、単元の理解を深めていく」ことが重要となります。

 

そこで、ご家族の協力が必要不可欠になります。

 

ご家庭で実施していきたいこと

小5の時期からは、少しずつ自分で考えて行動させていきたいところですが、まだまだ子供ですので保護者の方の協力は絶対必要です。

 

ここまではほとんどのブログ・記事などでも当たり前のように書かれているので

 

プラス1ポイントを今回はお伝えしたいと思います。

 

・スケジュール管理

学校の宿題、塾の宿題、習い事など現代の子供たちは以前に比べても多忙な毎日を送っています。

 

そんな中で中学受験を目指すとなると、いつ・どこで・何をするのかを定めていないと子供の力だけでは到底太刀打ちできません。

 

特に勉強に関して子供任せにしていると、後回しにしがちなので気づいたら宿題をやっていなかった。なんてこともよくある話ですね。

 

そこで、大切なことがスケジュール管理を保護者の方主導でおこなうことです。

子供が自分からスケジュール管理を行うことができればいいのですが、、、

 

それは学年が上がるごとにできるようにさせていきましょう!

 

オススメのツールがいくつかあるので紹介しておきます。

女子のモチベーションをあげてくれる可愛いデザインが特徴です。

受験生向けと書いてありますが、非受験学年のお子様にも使えるものになっています。

もちろん、初めは保護者の方のお手伝いが必要になりますが。

こちらはコクヨが販売するノートタイプの学習スケジュール帳になっています。

シンプルなデザインのため男女問わず使いやすくなっています。

 

・宿題実施内容の確認

勉強を教えることは難しくてできない。

 

という方も多いと思いますが、勉強を教えることよりもやるべきなのが、正しく宿題を実施できているかのチェックです。

 

塾に入れたからといってすぐに勉強ができるようになって、成績が上がるわけではありません。正しい学習方法が身についてから成績が上がっていくのです。

となると、宿題の実施方法が正しいかどうかはご家庭でも見ていく必要があります。

 

なぜなら、宿題を実施する場は基本的に「家庭」だからです。

 算数で考えるならば・・・

 

  • 式と答えが書かれているか
  • 筆算は残されているか
  • 習った通りの解き方ができているかどうか
  • 宿題をしている時間配分が正しいかどうか

 

しっかりと自分で実施できるようになるまではやはり親の監督が必要です。

 塾と協力塾と協力してまずはしっかりと正しい宿題のやり方を身につけさせましょう。

 

 ・勉強は極力教えない

受験を考えるご家庭のほとんどは、親が中学受験経験者であることがほとんどです。

そうなると、前に自分もやっていた経験から、自宅で勉強を教えてくれようとする保護者の方がいらっしゃるのですが、正直オススメしません。

 

正確には独自の解き方や解答解説をそのまま教えることはオススメしません。

 

なぜなら、塾で教わった方法と異なる可能性があるからです。

 

子供が自宅で宿題を実施しているときにわからないところがあるからと質問に来ると思いますが、教えるときは塾のノートを必ず一緒に使用してください。

 

教えるときは必ず、「塾のノートはあるの?」「塾ではどうやって教わったの?」と聞いて、子供に一つ一つ振り返らせましょう。

 

 小6の場合

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小6の場合、新しいことを学ぶのは夏前までで終了します。

なので、新しいことに目を向けるよりも今までの単元で苦手な部分に目を向けられるようになると良いでしょう。

 

つまり「今までの学習内容を平均値に均していく」ことが求められます。

 

時期ごとに注力すべき点は違いますが、春〜夏にかけては小6の内容の理解に重点を置くと良いと思います。

 

 ・夏の学習

夏は今までの総復習の時期です。

「夏を制する者は受験を制す。」

なんて言葉がある位、受験生にとっては大事な時期です。

 

どのように過ごさせるかはじっくりと塾と相談して決めていきましょう。

 

塾を休む。という選択肢は出来れば取りたくないところです。

(何か特別な事情があれば別ですが・・・)

 

夏期講習の重要性については過去の記事でも紹介しているのでそちらをご覧ください。

 

mc-sutdy.hatenablog.com

 

・秋以降の学習

秋以降になるといよいよ本格的に受験対策に突入します。

夏に学習した成果を十分に発揮してもらいたいところですが、実はこの秋の入口というのはまだまだ結果として出ないことが多く、保護者がヤキモキする時期でもあります。

 

この時期は夏に学習したお子様を信じながら、過去問演習にしっかりと取り組ませてください。

 

この時期に一番心配な部分は、保護者の方が先に折れてしまうことです。

 

あんなに時間を使って頑張った夏期講習でも結果が出ないのであれば受験の意味がないんじゃないか。

 

 そんな思いをする保護者が多いのですが、ご安心ください。

ほとんどの生徒は夏明けのテストで成果が出ません。

 

ですので、構えていればそこまで動揺せずに済みます。

 

秋以降の保護者は「成績に一喜一憂せず、構えておくこと」が大切になります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。各学年での学習のポイントや考え方を知っていれば、受験に向けて保護者の覚悟も決まっていき、しっかりと受験に向き合っていく音ができるでしょう。

 

  • 小4は「楽しく学習し、宿題実施を習慣化させる。」
  • 小5は「計画を立てながら学習を進め、単元の理解を深めていく。」
  • 小6は「今までの学習内容を平均値に均していく。」

以上のことを意識して学習を進めていけると良いでしょう。

もちろん、しっかりと塾に相談することも忘れずに進めていきましょう!

 

 

もうすぐ夏期講習

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皆さんこんにちは!

今回は非受験学年の夏の過ごし方についてお伝えしていこうと思います。

 

まだ受験生じゃないから塾を休んで遊ばせたい!

 

と考える保護者の方もいるかと思います。

もちろん子供にたくさん体験させ、学ばせることは重要です。

 

ぶっちゃけ休ませても問題ないでしょ?

 

と思う方がたくさんいらっしゃると思うのですが、実際のところどうなのか。

じっくり説明していきたいと思います。

 

夏期講習には参加すべきか

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結論から言うと

 

「参加するべきです。」

 

受験生になる前にたくさん遊ばせたい。

 

と思う方も多いのですが、正直夏期講習は休むべきではありません。

 

その理由を3つ説明していきたいと思います。

 

1.復習の機会の創出

夏期講習のカリキュラムは春〜夏の復習であることがほとんどですが、学習において復習ほど重要なことはありません。

 

そんな子供の成績を伸ばすチャンスを休ませるべきではありません。

 

特に非受験生は受験生と違い、夏期講習中に塾で拘束される時間はさほど多くはないため、夏期講習に参加した上でたくさんの体験をさせてあげることが重要です。

 

また、小4小5の段階で夏期講習を休んでしまうと、その間の学習量を家庭で担保しなくてはなりません。

 

塾でやるはずだった学習時間を確保することはできても、塾でやるはずだった学習の質を担保することは難しいのではないでしょうか。

 

もし、量も質も担保できるという場合には夏期講習の参加をしなくてもいいかもしれませんが、余りおすすめではありません。

 

受験のプロが教えるのと、過去受験経験がある親が教えるのでは全く違います。

 

親子喧嘩も増えてしまうかもしれませんからね笑

 

2.学習の質の向上

夏期講習の時間は復習ももちろんのことながら、学習の質の向上ができます。

普段の学習を見直すいい機会となります。

 

夏期講習中は授業以外にも、課題が出されるはずです。

 

その課題を取り組みながら、学習の穴やわかっていなかった部分の洗い出しができて、質の向上につながります。

 

これは小6の段階で行うよりも、小4など早い段階から行うことができたら結果が良くなりそうだと思いませんか?

 

3.学習機会の増加

これはとても単純な話で、参加することで学習時間が確保できるので、休む子よりもレベルアップしやすいという点です。

 

当たり前ですが、やっていない子よりもやっている子のほうができるようになりますよね。

 

たくさん練習した選手と休み明けの選手では大会記録に差が出るようなものですね。

 

ここまで3つ理由をお伝えさせていただきましたが、Youtubeでも参加すべき理由などが出ているので紹介しておきますね。

 


www.youtube.com

親が勉強を教えるべきではない?

仕事柄たくさんの保護者向け受験本を私も読みますが、どの本にも親が勉強を教えない方がよいと言うことが書いてあります。

 

読者の皆さんも1度は目にしたことがあるかもしれません。

 

ではなぜ教えないほうがいいのでしょうか。

 

塾との解法が異なるから

塾での解法と保護者のかたが教えた解法が異なる場合があるからです。

 

塾で教えたやり方があるにもかかわらず、家で宿題をやっていたところ子供が問題がわからず親に聞くと、塾とは違うやり方で教わってしまう。

 

すると何が起こるか。

 

子供の中で解法の混乱が起きるのです。

 

これは特に小4や小5で起こりやすいです。

 

1つのやり方が定着していないにもかかわらず、別の方法が出てきてしまうと子供はどちらで解いたらいいのかわからなくなってしまい、結果わからなくなってしまうと言う現象が起こるのです。

 

そうならないためにも、家庭で教えるときは塾の解法をまずは徹底して真似ることが大切です。

 

自分で考えることをしなくなる

あまりにも保護者のかたが勉強を教えてしまうと、子供が自分で考えることを放棄するようになります。

 

と言っても、子供が質問をしてきたときにすぐに答えを教えてしまっている場合ですが。

 

勉強とは、自ら考えることで成長していくものです。

自転車に乗るときにずっと補助輪で練習していても、自転車に乗れるようにはならないように、勉強も1人で考えることが必要です。

 

どうしてもわからないと言うときは答えではなく、ヒントを伝えましょう。

 

いつでもそうですが、考えさせることが大切なのです。

 

親子喧嘩が起こるから

私が一番気にしているのはこの理由です。

 

受験勉強において、親子喧嘩は最大の敵です。

なぜなら、子供が勉強嫌いになる最大の理由だと考えているからです。

 

子供は自ら勉強できないものです。

もちろん、その限りではない子供が一定数いるのも事実です。

 

つまり、ほとんどの子供は親から言われて初めて勉強ないしは宿題を始めるものです。

 

その時って大体こんな感じではありませんか?

 

「宿題やったの?」

 

「いつになったら宿題やるのよ!」

 

「さっさと宿題やりなさい!」

 

こんな感じで声をかけませんか?

 

すると子供は、

 

「今やろうとしていたのに。」

 

「やる気無くしたわ」

 

なーんて言ってきませんかね?

 

 親としてはムカつくところですよね笑

 

そして余計子供に厳しく当たるという悪循環に陥ります。

 

勉強を教えるときも同じです。

 

教えていていつの間にか親子喧嘩になって勉強を教えるどころではなくなってしまう。

 

皆さんにはそんな経験ありませんか?

塾講師をしているとあるあるな話です。

 

だからこそ、勉強を親が教えるのはお勧めではありません。

塾に通っているのであれば、塾に任せるべきでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしょうか。

夏期講習に参加させるメリットばかりを紹介しましたが、

個人的には行かせるべきだと考えています。

 

利益的な面ではなく、子供たちの第一志望合格のためにも。

 

是非とも参加させて、未来の志望校合格を勝ち取りましょう!

 

おすすめの本

 

そろそろ夏期講習を考える時期…

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皆さんこんにちは。

 

5月も終盤でそろそろ6月に入りそうな時期ですね。

梅雨に入るので洗濯物が乾きづらく嫌な季節です、、、

 

普段の生活はそんな感じで憂鬱ですが、学習塾ではそろそろ夏期講習について説明が流れてくる時期ではないでしょうか?

 

(私がすでに夏期講習について保護者の方にお話をしているので笑)

 

今回は夏期講習についてお話ししていきたいと思います。

ぜひ最後までご覧いただき感想などお書きください。

 

・夏期講習の重要性

 

「夏を制する者は受験を制す。」

 

なんて言葉がありますよね。保護者世代なら1度は聞いたことがあるフレーズではないでしょうか?

 

夏だけが全てではありませんが、確かに夏の過ごし方は重要です。

早めに予定を立てることで動き方が変わってきますからね。

勉強量も質も予定を立てることによって大きな差が開きます。

 

そして何より受験生は最後の復習単元にもなりやすいです。

 

塾によってカリキュラムは違いますが、これから先入試対策へと突入する塾がほとんどです。

 

あれよあれよと2/1を迎えることになってしまいます。

 

私は、保護者の方々には5月に入った段階で夏期講習の日程をお伝えしています。

早い方が対策を立てやすいので。成績も、志望校も、スケジュールも。

 

受験生の保護者の方からすれば、

 

「受験生としての夏期講習はがっつり勉強してもらおう!」

 

「この夏で全てが変わる!」

 

「こんなにお金かかるの!?」

 

などなど…

考えること、悩むことも多いですよね?

 

これは当然だと思います。

 

特に初めて受験生を持つ保護者の方からすれば、どんなことをさせれば良いのかわからない。毎日授業で、お弁当も作って、仕事や家事もこなして、、、、

 

本当にいつもいつもありがとうございます。

 

しかし、実際のところこんなに頑張っているのに成績が上がらずこのままでいいのか悩むこともありますよね?

 

だからこそ、どのように過ごさせるべきかお伝えしていきます!

 

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その1.寝起きの時間はいつも通りに過ごさせる。

 

夏休みに入ると、生活習慣にバラツキが出始めて勉強に支障が出る子が続出します。

受験生には少ないですが、「少ない」だけで生活習慣が守れない子が多いです。

 

一度崩したリズムを取り戻す労力が勿体無いですよね。

 

何事もそうですが、一度崩れたものを元に戻すためには以前の数倍の努力が必要になるので、保護者の皆様には特に気をつけていただきたいポイントになります。

 

基本的に朝は計算、昼間に重めの課題、夜に漢字や知識がオススメです。

 

その2.宿題実施スケジュールを作成する

 

夏休みというのは、学校も塾も宿題を出してきます。

その量は塾によってバラバラですが、ほとんどが1ヶ月かけて完成させる宿題のはずです。

 

しかしながら、自分から進んで宿題を実施できる子供は少ないものでいつも保護者の方から言われて実施することが多いのではないでしょうか?

 

(実際そういう相談が多いので…笑)

 

だからこそ、そこは保護者の方の出番です。

 

宿題の実施推奨日等は塾からある程度のフォーマットが渡されることが多いです。

 

このとき推奨日程がない場合、保護者の方が作成しなければなりません。

 

フォーマットがある場合、それに従わせることが重要ですがほとんどのお子様が推奨日程よりもペースが遅れています。

 

なので保護者の方にはリカバリープランを立ててあげて欲しいのです。

 

子供だけでは、日程調整は回りません。

むしろやらない方向に逃げたくなるのが子供というものです。

 

宿題をやらない姿にイライラしている様子もよく聞きます。

 

ですが、ここで考えを改めていただければと思うのが、

 

「人間は基本的に楽な方へ逃げたくなるもの。」

 

ということですので、子供は自主的にやらないものだ。

 

という風に考えておくと心持ち穏やかに過ごせるかもしれません。

 

スケジュール管理には親子でみえるかできることが望ましいですね。

 

全員が見える位置にホワイトボードで管理をする方もいれば、専用のスケジュールノートを作成する方など十人十色です。

 

 以下簡単に商品のリンクを貼っておきますので参考までに。

 

 

私はいつも小学生にはスケジュールノートを進めています。

自分で書いて、自分で確認し、自分で改善していくことができますし、何よりもホワイトボードだと私が確認できないので笑

 

その3.合宿企画には参加すること

 

塾によっては夏は大型企画が実施されると思います。

夏の超集中特訓!!みたいなやつです。

 

次教室開催ではなく、他の教室にいる生徒も集まるような企画です。

 

これはぜひとも参加するべきです。

 

なぜなら、「子供のモチベーションを高める最大のチャンス」だからです。

 

子供たちは普段、自教室での周囲しか目にしていないからです。

 

自分の周りにどれだけのライバルがいるのかを直接目で見て確かめることができるのは最大のメリットであると考えます。

 

また、多くの塾はこの企画をお盆にぶつけるはずです。

 

お盆に自宅で勉強させる環境が整っていないのであれば、行かせるべきです。

 

その環境が整っているかどうかは、

 

「自宅で7時間近く勉強できる教材と質問できる状態が整っているか」が判断ポイントだと思っています。

 

その4.過去問は絶対にやらせない。

 

夏に差し掛かると過去問について意識し始める方も多いです。

 

早くに取り組ませておけば、学校の対策につながるのでは…と考える方がいらっしゃいますが、答えはNOです。

 

なぜなら、小6単元が終了したのはついこの前の7月です。

まだ知識の定着もできていない状態で過去問をやらせるのは危険です。

 

それに過去問は早めにやり始めることにデメリットも存在しています。

 

それは、勉強した気になりやすいことです。

 

過去問は何度も練習しているうちに、点数が取れてくるようになります。

学校ごとの傾向に慣れてきてパターンが理解できてくるからですが、この点数が取れる。という部分に落とし穴があります。

 

点数が取れるようになったことで、自分に力がついたように感じてしまうのです。

 

夏の時点でそのような状態に陥ってしまうと、秋以降の努力の幅=伸び代が減少してしまいます。

 

なので、過去問は早くても10月あたりがスタートラインと言えるでしょう。

 

まとめ

 

いかがでしょうか。

今回は夏期講習について簡単にまとめましたが、受験生にとっては大きな分岐点になります。

 

子供の第一志望合格のためには、保護者と塾と本人の三位一体の関係性が必要不可欠です。

 

何か不安な点があれば必ず塾に相談して、解決していきましょう。

 

夏を過ぎてからでは、遅い場合も存在していますので、塾とは常に連絡を取り合える関係性を保つべきです。

 

次回も夏期講習について書こうと思いますが、今度は「非受験学年」について書きたいと思います。