人生は学びに溢れている

勉強は嫌なものではなく楽しくなるもの。自分の人生に彩を加えていくのもきっと青少年期に学んだことや新しく学んだことに違いない。

もうすぐ夏期講習

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皆さんこんにちは!

今回は非受験学年の夏の過ごし方についてお伝えしていこうと思います。

 

まだ受験生じゃないから塾を休んで遊ばせたい!

 

と考える保護者の方もいるかと思います。

もちろん子供にたくさん体験させ、学ばせることは重要です。

 

ぶっちゃけ休ませても問題ないでしょ?

 

と思う方がたくさんいらっしゃると思うのですが、実際のところどうなのか。

じっくり説明していきたいと思います。

 

夏期講習には参加すべきか

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結論から言うと

 

「参加するべきです。」

 

受験生になる前にたくさん遊ばせたい。

 

と思う方も多いのですが、正直夏期講習は休むべきではありません。

 

その理由を3つ説明していきたいと思います。

 

1.復習の機会の創出

夏期講習のカリキュラムは春〜夏の復習であることがほとんどですが、学習において復習ほど重要なことはありません。

 

そんな子供の成績を伸ばすチャンスを休ませるべきではありません。

 

特に非受験生は受験生と違い、夏期講習中に塾で拘束される時間はさほど多くはないため、夏期講習に参加した上でたくさんの体験をさせてあげることが重要です。

 

また、小4小5の段階で夏期講習を休んでしまうと、その間の学習量を家庭で担保しなくてはなりません。

 

塾でやるはずだった学習時間を確保することはできても、塾でやるはずだった学習の質を担保することは難しいのではないでしょうか。

 

もし、量も質も担保できるという場合には夏期講習の参加をしなくてもいいかもしれませんが、余りおすすめではありません。

 

受験のプロが教えるのと、過去受験経験がある親が教えるのでは全く違います。

 

親子喧嘩も増えてしまうかもしれませんからね笑

 

2.学習の質の向上

夏期講習の時間は復習ももちろんのことながら、学習の質の向上ができます。

普段の学習を見直すいい機会となります。

 

夏期講習中は授業以外にも、課題が出されるはずです。

 

その課題を取り組みながら、学習の穴やわかっていなかった部分の洗い出しができて、質の向上につながります。

 

これは小6の段階で行うよりも、小4など早い段階から行うことができたら結果が良くなりそうだと思いませんか?

 

3.学習機会の増加

これはとても単純な話で、参加することで学習時間が確保できるので、休む子よりもレベルアップしやすいという点です。

 

当たり前ですが、やっていない子よりもやっている子のほうができるようになりますよね。

 

たくさん練習した選手と休み明けの選手では大会記録に差が出るようなものですね。

 

ここまで3つ理由をお伝えさせていただきましたが、Youtubeでも参加すべき理由などが出ているので紹介しておきますね。

 


www.youtube.com

親が勉強を教えるべきではない?

仕事柄たくさんの保護者向け受験本を私も読みますが、どの本にも親が勉強を教えない方がよいと言うことが書いてあります。

 

読者の皆さんも1度は目にしたことがあるかもしれません。

 

ではなぜ教えないほうがいいのでしょうか。

 

塾との解法が異なるから

塾での解法と保護者のかたが教えた解法が異なる場合があるからです。

 

塾で教えたやり方があるにもかかわらず、家で宿題をやっていたところ子供が問題がわからず親に聞くと、塾とは違うやり方で教わってしまう。

 

すると何が起こるか。

 

子供の中で解法の混乱が起きるのです。

 

これは特に小4や小5で起こりやすいです。

 

1つのやり方が定着していないにもかかわらず、別の方法が出てきてしまうと子供はどちらで解いたらいいのかわからなくなってしまい、結果わからなくなってしまうと言う現象が起こるのです。

 

そうならないためにも、家庭で教えるときは塾の解法をまずは徹底して真似ることが大切です。

 

自分で考えることをしなくなる

あまりにも保護者のかたが勉強を教えてしまうと、子供が自分で考えることを放棄するようになります。

 

と言っても、子供が質問をしてきたときにすぐに答えを教えてしまっている場合ですが。

 

勉強とは、自ら考えることで成長していくものです。

自転車に乗るときにずっと補助輪で練習していても、自転車に乗れるようにはならないように、勉強も1人で考えることが必要です。

 

どうしてもわからないと言うときは答えではなく、ヒントを伝えましょう。

 

いつでもそうですが、考えさせることが大切なのです。

 

親子喧嘩が起こるから

私が一番気にしているのはこの理由です。

 

受験勉強において、親子喧嘩は最大の敵です。

なぜなら、子供が勉強嫌いになる最大の理由だと考えているからです。

 

子供は自ら勉強できないものです。

もちろん、その限りではない子供が一定数いるのも事実です。

 

つまり、ほとんどの子供は親から言われて初めて勉強ないしは宿題を始めるものです。

 

その時って大体こんな感じではありませんか?

 

「宿題やったの?」

 

「いつになったら宿題やるのよ!」

 

「さっさと宿題やりなさい!」

 

こんな感じで声をかけませんか?

 

すると子供は、

 

「今やろうとしていたのに。」

 

「やる気無くしたわ」

 

なーんて言ってきませんかね?

 

 親としてはムカつくところですよね笑

 

そして余計子供に厳しく当たるという悪循環に陥ります。

 

勉強を教えるときも同じです。

 

教えていていつの間にか親子喧嘩になって勉強を教えるどころではなくなってしまう。

 

皆さんにはそんな経験ありませんか?

塾講師をしているとあるあるな話です。

 

だからこそ、勉強を親が教えるのはお勧めではありません。

塾に通っているのであれば、塾に任せるべきでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしょうか。

夏期講習に参加させるメリットばかりを紹介しましたが、

個人的には行かせるべきだと考えています。

 

利益的な面ではなく、子供たちの第一志望合格のためにも。

 

是非とも参加させて、未来の志望校合格を勝ち取りましょう!

 

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