【2月の勝者】最新12巻
皆さんこんにちは!
塾は夏期講習が終わり、9月から2学期がスタートですが緊急事態宣言の延長や新型コロナ感染者数増加により学校のスタートが遅れたり、分散登校だったりまだまだ今年もどうなるか分からないのが現状ですね。。。
とはいえ、塾は変わらず営業を続けています。
どこの塾も「感染対策を徹底しています!」として通常運転・・・
千葉・埼玉では学習塾でクラスターも発生。
難しいところですよね。オンラインにしたところで受験に対して本当に戦える力が身につくのか。学習効果はあるのか。
半信半疑な状態でオンラインのコースに舵を切るのは怖いという保護者の方も多いでしょう。
当然面と向かって学習する方が効果は高いと思うのですが。
2月の勝者最新刊が発売
皆さん「二月の勝者」という漫画を読んでいますか?
塾講師という職業柄受験関連の漫画は興味本位で手にとってしまいます。
(ドラゴン桜は大学受験なのであまり手に取りませんが・・・)
中学受験を題材に塾・生徒・保護者のそれぞれにフォーカスしている漫画というのは今までなかったのではないでしょうか?
かなりリアルな部分も表現されていて正直感心してしまいます。
(無謀な志望校ごり押しする家庭や子供を追い詰めてしまう親など・・・)
保護者とのやり取りでは少し参考にしていたりもします笑
さて、今回の12巻では12月の模試に突入しようとするところでした。
どの塾でもそうだと思いますが12月の模試が実質最後の模試となり、1月からは関東圏だと千葉・埼玉の入試となっていきます。
(地方の出張入試もありますね!宮崎日大・長崎日大・早稲田佐賀などなど)
この時期で私が一番気にしているのは、
「目標校に対して偏差値が思うように近づかずに、焦る保護者」です。
受験で一番心が折れやすいのは「母親」と言われます。
子供の勉強を一番近くで見守り、頑張りを見てきたお母様は点数が思うように伸びないときに、自分の子育てを全否定されたかのように感じてしまいます。
だからこの時期、10・11・12月の模試ではお母様のメンタルが一番ふらつきやすいのです。
こんなときに一番いいのはお父様が支えてくださること。
ですが、これもまたなかなか難しい・・・
自宅内で喧嘩が増えて・・・となってしまうと一番最悪なパターンですね。
受験は家族一丸となって臨むもの。お子様のためにも今一度再確認していただければと思います。
2月の勝者でも黒木先生が似たようなことを言っていました。
ママさんに売れているらしい?
実はこの漫画、一部の中学受験ママに人気なようです。
もちろん中学受験内容ですから、手に取るのもわかります。
ですが、もっと他の要因がありそうですよね・・・
「中学受験あるある」が知れる
この漫画の魅力の一つとして、「中学受験あるある」がわかるということが挙げられます。
塾に入れていても、なかなか成績が上がってこない子供にヤキモキする親の様子や、あまり協力的ではない父親の存在。
季節講習や企画などで飛んでいくお金などなど・・・
この漫画ではそれを包み隠さずに突きつけてきますよね。
塾の講師をやっていると、「確かに」と思う部分が多々ありますね。
保護者としての共感が得られる
受験あるあるがわかるのも1つですが、親としての気持ちが共感を呼んでいるのではないでしょうか。
あまり協力的ではない父親の姿を漫画と現実で重ね合わせる母親も多いのではないでしょうか?
中学受験は親の行動が大きく影響します。特に子供と関わる時間の多い母親の方が、中学受験に熱が入りやすいのが特徴です。
そんな中で、父親が協力的ではないとフラストレーションが溜まる一方ですからね。
二月の勝者の中でも、携帯ゲームに夢中で勉強面のサポートをしてくれない父親が描かれていましたね。
全国の受験生のお父様には、お母様のメンタルサポートをお願いしたいところです。。。
まとめ
もうすぐ9月も終わり、10月に入ります。
世の中の受験生は「過去問」に取り組む時期ですね。
2月の勝者でもすでに過去問がスタートしています。
次回は過去問の実施について書いていければと思います。