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勉強は嫌なものではなく楽しくなるもの。自分の人生に彩を加えていくのもきっと青少年期に学んだことや新しく学んだことに違いない。

夏期講習から始めるべき?夏期講習前から始めるべき?塾のスタート時期

みなさんこんにちは!

今回は塾のスタート時期についての記事になります。

塾のスタートといえば「2月」ですよね。しかし「2月」から始められず、入塾が後ろ倒しになってしまうこともありますよね。

そこで考えられるスタート時期として、「春期講習」や「夏期講習」を考える方も多いはずです。

 

※実際に私の働く塾でも「夏から始めようと思っています。」という方は非常に多いです。

 

そこで今回は、夏期講習から始めるべきなのか、それよりも前で始めるべきなのかについて書いていきたいと思います!

ぜひ最後までご覧くださいね^^

夏期講習の立ち位置

そもそも塾における夏期講習の立ち位置とはなんでしょうか。

それは、「ここまでやって来た学習の振り返り」です。

進学塾のカリキュラムは最終学年の夏前までにカリキュラムが終了するように作られています。(高校受験は別)

つまり、どんどん先に進むようなカリキュラムになっているのです。

 

そうなってくると、子供たちは常に新しいことを学び続けていることになりますよね?そこで進学塾では長期休みの期間を利用して、総復習の機会を設けているのです。

 

立ち止まって振り返ることも学習には必要です。

正しく理解しているのかの効果測定はもしやテストで行えますが、常に新しいことを学び、宿題が課される小学生に普段からガッツリと復讐をする時間は取れるのでしょうか?

 

塾生と講習生の違い

さて、ここまで夏期講習の立ち位置についてご説明しました。

ここで疑問を持つ方の多くの意見として、「夏期講習が復讐であるならば始めるにしても丁度良いのではないか?」というものがあります。

 

しかし、これはNOだと思っています。

 

正確には、「きっかけ」として夏期講習から始めるのは良いと思いますが、悠長に夏期講習を待つだけなのは反対です。

 

なぜなら塾生と講習生では夏期講習の時点での大きな差があるからです。

カリキュラムギャップ

まず、塾生と講習生の大きな違いとして、「カリキュラムギャップ」が考えられます。カリキュラムギャップとは、塾生はすでに学んでいることに対し、講習生や新入生はまだ学んでおらず、その学習量の差をカリキュラムギャップと呼んでいます。

 

このカリキュラムギャップはそこまで大きな差になるのでしょうか?

回答としては「YES」です。

 

理由は単純で、ゲーム1周目の人と同じゲーム2周目の人では攻略時間に大きな差が出るからです。つまり、周りの子はできるのに自分はできない。というある種の劣等感が生まれやすくなります。

当然、夏期講習から始めるにあたってその点をサポートするのが塾と家庭の仕事ではありますが、そのリスクを許容する必要があります。

 

だったら私は夏期講習よりも前に初めて少しでもカリキュラムギャップを埋めるべきだと考えます。

 

 

mc-sutdy.hatenablog.com

 

できれば上記記事でも書いたように、塾の新学期のスタートに合わせたいんですけどね!

 

夏休みの学習量に差が出やすい。

もう一つは、夏休みの学習量に差がでやすいということです。

講習生は塾生と同じ課題量が出るわけではありません。夏期講習の「体験」に来ている訳ですから、夏期講習前から課題が出されている塾生よりも学習量に差が出ます。

 

これは中学受験・高校受験を考える子どもにとっては大きなディスアドバンテージとなります。受験のために塾を考えているのに、夏期講習体験している間にもう差が出始めているなんて、もったいないですよね?

 

塾に通う子どもたちは、学校の宿題に加えて塾からの課題が出されています。どれくらいの量かというと、各教科毎日1ページやれば40日くらいで終わる量です。

(塾によって量は異なりますが。。。)

 

そう考えると、夏期講習よりも前に塾に通った方が良い気がしませんか?

まとめ

以上の観点から、やはり夏期講習「前」に始める方が良いでしょう。

特に「受験」を意識しているなら尚更です。

まだ受験が近くないから…と思っていると取り残されてしまいます。だったらまずは始めさせて塾としっかり話しながら進めることをオススメします。

 

プロの視点から見てもらい、将来の可能性を広げていきましょう!