人生は学びに溢れている

勉強は嫌なものではなく楽しくなるもの。自分の人生に彩を加えていくのもきっと青少年期に学んだことや新しく学んだことに違いない。

中学生の無計画さ

夏休みごろからずっと中学生に伝え続けているワード「計画性」

生徒面談もしながらあれこれ言っているが、一向に変わっていく気配はない。。。どうしたら中学生は計画的に物事を運んでくれるんだ!?

 

と、頭を悩ませていましたが、先日教育関係の本を読んでいるときに感じたのは

「そもそも中学生も小学生と同じで言っただけじゃできないよな?」ということ。

 

当たり前ですが、中学生も12〜15歳の少年少女です。

塾の先生をしていると、時々当たり前のことも忘れてしまうんですね。反省です。

 

自分が中学生の時なんて、何も考えずに過ごしていたし何よりも塾通ってなかったし。

(行く余裕がなかったのが現実ですが。)

 

そんなことを自分が今生徒にさせようとしているなんて笑

 

計画の重要性

しかし、計画性はあって損はしないことは確かです。

だって中学生のうちからできたら将来有望だと思いませんか?

事実、横浜翠嵐の先生も言っていました。詳しくはこちらの記事でご確認いただければと思います。

 

mc-sutdy.hatenablog.com

 

頭のいい子って自然とその力が身についているんですよね。

頭がいいからできるのではなく、昔からそうなるような行動を練習していたからできているわけで、勝手にできるようになったわけではありません。

 

じゃあ何が必要なの?

 

幼い頃は親子でスケジュール管理

それはズバリ、幼少期からの実践です。

1週間でやることを親子で書き出したり、確認しながら過ごすだけでその差は歴然です。積み重ね=習慣となり中学生でも可能になります。

 

でも、「ウチの子は言ってもできない。」という声もありますよね。

 

ただ、振り返っていただきたいのは声の掛け方はいかがですか?

「〇〇をやりなさい。」とか「なんでできないの!」とか言ってないでしょうか。

 

この命令口調って大人も言われたらやる気がなくなるワードですよね。

私も上司から言われたら一気にテンションが落ちます。

 

この言い方をせずに子供が自らできるようにするためにはどうしたらいいのでしょうか。全国の保護者の悩みです。

 

私自身も塾講師として、何か方法がないか色々探していたところ、面白い本を見つけました。

「自学力を育てる」という本です。

 
この本意外にも色々漁りましたが、中学生に向けてであればこの本がちょうどいいかもしれません。
 
これ以外の本で見て面白いと思ったのは、幼稚園〜小学生の子供とマンスリーやウィークリーの手帳を使って、お手伝いや宿題、テスト結果などをポイント制にして自ら書かせ、1週間すぎたタイミングで親子で振り返るという取り組みです。
 
私がここでポイントだと思うのは、
①自ら書かせること
②ゲーム性を持たせていること
③親子で振り返る時間を作っていること
この3つではないでしょうか。
 

自ら書かせることの意義

自ら書かせることは、「自分事」にする大切な要素です。

決められたことを実行するよりも、自分で決めたことを実行する方が行動しやすいので、子供も取り組みやすくなります。

 

言われたことをやる子も確かに偉いし、真面目ですがそれではただの機会になってしまいます。大切なことは自ら考えられる子になることですから、言われたことだけをやるのでは意味がありません。

 

自分で決めたことをしっかりやり切る練習が後々生きていきます。

 

ゲーム性を持たせること

 

ゲーム性を持たせることは、最初のうちはとても重要です。

楽しみながら取り組めるかどうかで継続率が変わってくるからです。学び=楽しいものになればもう勝ちは決定です。

できるだけ親子で一緒に楽しみながら進めていきましょう。

 

当然ゲーム性と言っても工夫は必要です。

私の読んだ本では、各家庭の工夫をさまざま紹介してくれる本もありました。

 

親子で振り返る時間を作る

 

最後にとっても重要なのが、毎週末などに親子で振り返ること。

この時間を取るか取らないかでお子様が続けていけるかどうかが変わります。

 

振り返って子供の行動を評価してあげてください。この時にできなかったことを責めると、続かなくなってしまいますのでできなかったとしても叱るのではなく、次に活かせるような声がけをしてください。

 

大切なのは長い目で見てできるようにすることです。

短期間での効果を期待するのではなく、一緒に成長するような気持ちでやってあげましょう。